始まりを知りたい

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それは、セカイを変えるスタートライン。

ClariS LIVE Tour 2019 ~libero~ 仙台感想 ~「自由」の始まり~

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2019年9月28日(土)、仙台PITで開催された「ClariS LIVE Tour 2019 ~libero~」の仙台公演に参加してきました。前記事*1で自分語りは粗方済ませたので、ここではできるだけ純粋な感想を書いていこうと思います。

 

余談ですが、ライブが終わった後「どうすればこの記憶をいつでも思い出せるような形にできるのか」をずっと考えてました。

正直めちゃくちゃ楽しかった

この記憶は絶対に忘れたくない。残しておかないと後悔する。

演者のパフォーマンスという「事実」だけじゃなくて、自分自身がその場で感じた雰囲気、臨場感。それを可能な限り詳細に振り返って、思い起こせるような形にするにはどうすればいいのか?

もうできることなら感想を読んだだけで自分があの場にいると錯覚するくらいの何かを残したいと思っちゃった訳です。

ライブ後のGoogleの検索履歴なんて

「ライブレポ 感想 書き方」「忘れたくない思い出 残し方」

みたいなやつばっかりになってました。深夜テンションって怖ぇ……。

 

結局「感じたことをそのまま書け!!」って言ってるサイトしか見つからなかったので感じたことをそのまま書きます。

 

ネタバレしかないので偶然ツアー途中でこの記事に辿り着いてしまった人とかは注意です。(セトリは最後。)

 

 

①クララめっちゃかわいい

 

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←クララ(パステルピンク) カレン(パステルグリーン)→


まじでこれ。予想通りというか、最初は恒例の仮面を付けて出てきました。

「うわあああぁぁぁClariS近い!!!20m先にClariSが………おる……歌って踊っておられる……」と思ってたらいきなり仮面を取る2人。

2、3曲目辺りで本当にいきなり外したので頭が追いつかなかった。(ペンラ振るのも初だったので周りに合わせるのに意識が向いてたのもあるけど)

もちろん2人のお顔も初めて見たんですが、特にクララ姉さん、めちゃくちゃ可愛い

個人的にですが韓流っぽい顔だな~とは思いました。特に韓流グループが好きな訳ではないしセンター分けの髪型だからなのかもしれませんが、「可愛い」と「美人」を兼ね備えた感じでしたね。

しかも何が良いかって歌う曲によって全然印象が違うところ。

ヒトリゴトやカイトみたいな楽しい曲ではすごい楽しそうに歌ってました。笑顔で踊ってるところを見たらこっちも幸せになりました。可愛い。

でも彼女は可愛いだけじゃなかった。クララ姉さんのもう一つの要素、「美しさ」は特に”このiは虚数”で発揮されてたと思います。これは後述。

 

実は経済的理由で1本しかペンライト買えなかったんですね。3月のFairy Party公演が14色だったので取りあえず1本でいいか~と思ってたらまさかの単色仕様。

必然的に生まれた2本買うのがデフォという暗黙の了解を無視してクララverだけ購入しました。単純に声が好きだったので。

あと、ClariSのパフォーマンス中の基本的な立ち位置が観客側から見てクララが左、カレンが右っていう結構重要なことを知らないままこれに臨んだんですが、なぜか自分は左側のスペースを確保してました。クララ姉さんの顔&歌&踊りを真正面で見れて嬉しかったです。整理番号的にもキャパ1400中400前半だったので良い感じでした。オルスタは許せん。

 

 

②特別ゲスト登場

10曲ほど歌った後、一旦2人が脇に退いて暗転するステージ。

会場スタッフがアコースティックギターとキーボードを用意していて「え、ClariS演奏すんの?」と思ってたら女性2人が登場。

そう、夏に発売された「SUMMER TRACKS -夏のうた-」収録されていたオリジナル曲、「Summer Delay」の作詞作曲を担当した長沢知亜紀さんと永野小織さんがゲストとして登場したんです。個人的にはkzさんと丸山真由子さん、渡辺翔さんくらいしかマークしてなかったので結構衝撃でしたね。そもそもそういった方々にお会いする機会がまず無いと思うのでかなり良い体験だったな~と。

 

そしてその2人とClariSで1/f、このiは虚数、Summer Delayを披露。特に長沢さんのキーボード演奏が良かった。

 

このiは虚数についてですが、理系人間の永野さんが言うには「2回掛けるとマイナスになってしまう虚数のi」と「傷つきながらも強く、深く重ね続ける」をかけてるそうで(記憶が曖昧)。

確かにこれはおお~となりました。この曲自体「かなり重い曲だな~」くらいにしか思ってなかったので…まあこの話を聞いたら好きになりますね。このiは虚数、好き。

(永野さんについて少し調べたら「理系楽曲」を得意としてるらしい。*2かなりスゴい人でした。Butterfly Regretもこの人だったのでこれを機にファンになりかけてる)

 

クララ姉さんの「美しさ」というのもここで発揮されてたと思います。

歌詞だけでも伝わってくる悲恋に悩み、終わらない残酷な運命へと立ち向かう少女(女性)の感情をクララの表情やパフォーマンスが見事に表現しきってました。特に表情がすごい。めっっっちゃ悲しそうな顔してるのに、その姿には心の奥で燃えさかる美しい「強さ」がしっかりと表れてた。完全に歌詞と歌手とがリンクした、素晴らしいシーンでした。

 

 

③"libero"の持つ意味

個人的に一番気になってた点です。「自由」というテーマはそれこそ解釈の仕方が幅広い自由なものだと思ったので、ClariS自身が表現する「自由」がどんなものなのか期待してたんですが……これは少し残念というか仕方ないというか。

今回のライブで彼女たちが表現した「自由」は、今までClariSとして積み上げた過去と比較した相対的な自由でした。

MCが多かったり(普段はほぼしないらしい)、ダンスの振り付けレクチャーコーナーだったり特別ゲストを呼んだりと初の試みが多かったんですね。これを「自由」というかは別として(どちらかというと「自由化」に近い気もするが)、過去のClariSを前提とした今を見て欲しいというようなメッセージ性はあったように思えます。

その過去を見れていない自分としては今のClariSを感じ取ることしかできないので、まあ割り切るべきなんだろうなと。

でも実際1つのライブとしてはめちゃくちゃ楽しかったし「人間性」はとても感じられたので良かったです。

(まあまだ1/5だし絶対的な自由である説も捨てきれないんですが…)

 

 

雑記

他に色々思ったこと。

・"眠り姫"の生ため息ありがとうございました。

・"again"の振り付けレクチャーコーナー、考えたら人生で初めて振り付けを覚えられた。

・"Gravity"のサビ、バックライトの光度強すぎませんか???

・"カイト"で壁に空の映像が映るのが良かった。箱だったからこそできたことですね。

・中盤の藍色のコルセット(?)&白ドレスが好きすぎた…。赤と黒メインの衣装にあれを挟んできたのは名采配。

・"シニカルサスペンス"の最後の時計の音に合わせて肩動かすところ、個人的に好き。

・"シグナル"で興奮しすぎてダンス何も覚えてない……猛省。

・MC中にクララがカレンに弄られて頬を膨らませてたらしい、普通に見逃してめちゃめちゃ後悔してる。

・隣に立ってたオタク、カレンverのペンラだけ持ってて親近感湧いた。2人が手を振った時に「クララーーーー!!!」って叫んだワケを説明してほしい。(2度見した)

 

 

 

 

セットリスト

今回のセットリストです。

01. ナイショの話

02. ダイアリー

03. 眠り姫

04. recall

05. アネモネ

06. Gravity

07. with you

08. SHIORI

MC(againの振り付けレクチャー)

09. again

10. カイト

11. ヒトリゴト

12. pastel

13. ClariS libero remix Red.ver

14. 1/f

15. このiは虚数

16. Summer Delay

17. PRIMALove

18. clever

19. シニカルサスペンス

20. RESTART

21. シグナル

ENCORE

22. 仮面ジュブナイル

23. Diamonds

24. Prism

 

 

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最高のライブでした!これからも2人が彩っていく世界を見届けていきたいです。