始まりを知りたい

始まりを知りたい

それは、セカイを変えるスタートライン。

2022オタクまとめ

今年も書くよ〜

 

先に総括をすると上半期はめ〜〜〜〜ちゃめちゃ楽しかったですね。

今振り返っても「楽しかった」しか感想が出てこなくて、就活で無駄に病んでた負の部分をオタ活で上手く補えてたように思う。

 

かと思えば下半期は病んだ。もう恐ろしいほど病みまくった。生きてきた20 + n年の中でこんなに病んだ時あった???ってくらい………

間違いなく推しメンの供給も充実してきたのに、頭の中をそれで埋め尽くせばいいのに、思考がネガティブな方に向かってしまう。まじでどうすればいいんですか??

 

しかも複雑なのが、下半期の絵やデザインの生産スピードは過去一だったんですよね。

それが直接の原因ではないのだけれど、創作意欲の燃料が負の感情になるってこういうことなんだ……ってチラッと分かってしまった。

できれば正の感情がそれになってほしいんだけど?!

来年は良い意味で盲目になりたいなぁとはんなりしながら2022を振り返ります。

 

 

 

ClariS

今年何回この人たちがトレンドに入るのを見たんだろう。

自分が向ける好きの感情がなだらかにかさを増す一方で、表舞台で活躍を見せる場も質も劇的に増えた2人がただただ眩しかった1年でした。

 

最初にこれ言うのはどうかと思いながら言うんですけど、やっぱり地上波で顔を出す機会が多くなって真の意味で「顔がいい」って感じるんですよね。

超次元音楽祭(リアイベじゃない方)、沼ハマ、MUSIC FAIR……どれを取っても「顔がいい」。

よく言われる「オタクの乏しい語彙力ではまとめきれなくて突発的に出たもの」じゃなくて、純粋に。ただ「顔がいい」。これが地上波の画質の暴力かぁ……………。

 

あとカメラパフォーマンス上手すぎない??????本当に今年メディアに顔を露出し始めたユニット???

カレンさんとかバチバチにコネクトのサビ前で完璧スマイル決めてくるしその度にテレビの前で悲鳴出すのやめたいですね。嬉しい悲鳴です。

 

今年の12月16~17日にお2人の単独ライブがあって、そこでは各公演の最後に「2022年の活動を振り返ってみよう!」のコーナーがあり。

バックモニターに映し出されたのは今年の主立った活動と、その日付。

1枚のスライドには7~8つほどの項目が書かれていて、1枚1枚、ゆっくりと噛みしめるように2人は活動記録を振り返っていました。スライドは全部で5枚。

2022年は30個以上の"取り上げられる"活動があって、それぞれの項目の中にお2人のクリエイターとしての表現が詰まってる。

ライブイベントに限らず、シングル・アルバムのリリース、活動12年目にして初めての特番、3年ぶりに対面で開催できたFCイベント………FIRST TAKEもありましたね。ファンとしても返しきれないくらい色んなものを貰いすぎてる。

 

何より夏クールに「リコリス・リコイル」「シャドーハウス 2nd Season」のタイアップ2本を務めあげたのが本当にすごすぎる。

この歌唱力と強い個性を合わせ持ったアニソン・声優アーティストが跋扈する時代にでかいタイトルのタイアップ曲を複数本打ち出せるユニットそうないでしょ。3年の空白期間の間に「そろそろ潮時なのかな、もっと熱く追っていれば良かった」なんて1mmでも思った自分を殴りたくなった。今まで以上の結果を叩きだして爪痕残しまくってるClariS、恐ろしいアーティストだよ………。

 

今年は特に音楽フェスの出演機会が増えて、身内のオタクに「このフェスはClariSと一緒に○○さんとか△△とかが出るんよ、強くない??(この強いは口癖)」って言うと「いや、普通にClariSも強いけどね」って返されるんですよね。追ってるが故の感覚の麻痺……というか、自分はそうでもないと思ってた(失礼)だけど外から見ればそうなんだよな、とハッとすることも割とあって。

 

自分が推しと1対1に向き合って他を遮断しがちな気質なのもあるけど、追っているあの人は予想以上にすごいことをしているんだって気づく経験は大事だったと思う。

「あ、今この人たちの供給受け止め切れてないわ」ってたまに不安になるくらいの勢いで突き進んでいくお2人ですが、それでも徐々に好きが増してく感覚はあるし、相変わらず「曲と声がいいなぁ!!!!!」って思う瞬間も多々あったからそんな重く考えることでもないのかもなぁという自己満足。

 

まだ回収しきれてない曲も沢山あるし、TrySailだけじゃなくてSACRAレーベル内のコラボとかめちゃめちゃ見たいしな??? 

来年は三パシとかPENGUIN RESEARCHの単独行けたらいいな~ってSACRA FES.に参戦して切に思いました。お2人のおかげで世界が広がっています。

 

毎回飛び跳ねるほど良い曲を作ってくれる製作陣の方にも感謝しかない!ありがとう重永亮介。ありがとうALIVE。

 

多分もう空白期間がどうこう~っていちいち引き合いに出すフェーズじゃなくなっていると思うし、以前の「いつも通り」を更にアップデートして魅せてくれるClariSをこれからも好きでいたい。

来年は出されるものを真摯に受け止めていける年にできたらいいね~~

#ClariSArtのタグ生きてる??本人見てるなら書こうかな……(書かないやつ)

 

 

首藤志奈さん

今年応援していて、自分の中で大きかった出来事は2つ。

何回もこの人の熱に充てられたタイミングはあったけど、この2つのエピソードだけでも正直推すには十分すぎるな、と思います。

 

スイッチ

2022年10月2日。

2021年の秋から始まった動画型配信番組「ラジふぁぼ」が予告通り1年で終了し、「卒業」を銘打ったイベントがニッショーホールで執り行われました。

イベントのコーナーの1つにあったのが朗読劇で、パーソナリティ5人が台本を片手に物語を紡いでくれました。番組の中で声優としての技量を売りにしているコーナーはたびたびあって、見れたら良いな~ってふわっと期待していたことが実現したのは嬉しかった。推しの朗読劇はなんぼあってもいい。

 

前提として、朗読劇はもうめちゃめちゃに良かった。脚本も素晴らしかったし、あのコーナーのMVPは間違いなく並木さくらさんだと思います。「1年間追ってきたファンですら知らない"本領"がある」という印象を鮮明に与えていた。

 

じゃあお前が話したい首藤さんのエピソードは何なんだよって話なんですが、それは朗読劇の中身じゃなくて。朗読劇が始まる「直前」のあの人の姿を語りたくて。

 

前のコーナーが終わり、椅子やマイクのセットのためにキャスト5人が脇に捌ける。暗転とまでは言えない程度にライトアップされたステージ上で忙しく動くスタッフ。3分も経たないうちに準備は終わって、少し張り詰めた空気の中5人がまたステージ上に現れる。

 

首藤さんはその身長にしては座るのがきつそうな高めの椅子に座り、マイクの位置を調整して、台本を片手に持った。1ページ目を開いて、そのまま1人目が語り始めるのを待つのかと思いきや、

 

一瞬だけ、

ほんの1秒も無い時間、

「前」を見た。

 

そして、すぐ手元の台本に目を落とす。配信もあるイベントだったからカメラの位置を確認しただけなのかもしれないし、客席の空気感を確かめたかっただけなのかもしれない。

ネタにするほど光量の強いライトに照らされるなか、その一瞬はすごく長い時間に思えた。アニメ的な演出で言えば完全にスローモーションだったし、上下するあの人の目元からはバチバチに光が散っていたと思う。

 

今思えば、あれは朗読劇という声優としての技量が前面に出る機会を前にして切り替えをするための、ある種のスイッチだったのかもしれない。結局自分が感じた印象に尽きるから本当かどうかは分からないし、多分他の人にとっても、そして首藤さん自身にとっても取るに足りないことだったと思う。

 

けど「それでいいんだ」と納得できるくらいにはあの瞬間が脳裏に焼き付いていて。自分この人を応援しているのは口から出る言葉が何より真っ直ぐだからなんですが、人間としての振る舞いにここまで感化されたことにめちゃめちゃ驚きました。

 

それでどんな演技するんだ?!?!と思いきや朗読劇のゆきなちゃんはロッカーから飛び出てくるわラグラージネタを擦られるわでいつも通りのラジふぁぼでした。これでいいと言えばこれでいい。

 

多分声優なりアイドルなりを応援してる人、イベントに長く通える人って本業の「声」「ダンス」以上にそういう人間としての振る舞いが応援できる理由として強いことが多いと思うんですけどどうなんですかね?(唐突な投げかけ)

 

入り口は確かにそこかもしれないけど、どうしても人を対象に推す以上は人格もプラスでそういう行動の動機に付加されてく気がする。顔面派とか歌唱派とか色んなオタクがいるんで一概には言えないけどね。知らんけど。

 

推しの声帯がunknownすぎる

「すずめの戸締まり」。

説明するまでもなく今年公開された新海誠監督の作品です。君の名は。も天気の子も何だかんだで見に行ってしまっているので、あ~今回はどうしよっかな~と思いながら公開当日はうだうだしてました。

 

 

ゑ??????????

というわけで見に行きました。もちろん劇中に大量に出てくるモブや機械音声の1つに過ぎないんですが、まあ行かない理由なくなったよね。

 

結果から言うと、推しメンの声帯分かりませんでした。エンドロールのクレジット見た感じ参加してる声優の方は50人弱くらい…?

もちろん候補を2、3個に絞れはするのだけど、明確にこれって言える確証はなかった。

 

けどあんまり落ち込んでないんですよね。誰が言ったかは覚えてないんですが、「エンドロールで名前を見て"このキャラってこの人だったんだ!"ってなって欲しい」っていう言葉が見た後に浮かんできて。

ファンにとって推しメンの声を完全に理解できたらそれはそれで満足できると思う。というかもし自分がこの映画を見て、この声でしょ!って確証が持てていたら余裕でハッピーになってる。

 

でも自分にとっては「推しの声が分からなかったこと」が予想以上に嬉しくて。それってこんなにこの人の声を聞いてきているのに、まだ知らない声帯が、触れたことのない表現が存在するってことと同義なんですよね。

他の声オタと話していたのが、ざっくり声優の売り方のタイプを見てみると「圧倒的なまでの個性を備えていて、一定の狭いゾーンのキャラなら他に負けない」タイプと「どんなキャラであろうと満遍なく演じられて、声を寄せて馴染ませるのが得意」なタイプに二分できるってこと。

高橋花林さんとか星谷美緒さんは前者だと思うし、後者の代表は鬼頭さんとかそうだと思う。(もちろん中間な人もいます。あくまでグラデーション)

 

首藤さんは後者寄りで、ぶっちゃけると今でもこの人の声帯は普通に分かりません。ファンとしては理解したいと思うところもある。けどそれって新しいキャラを演じるたびに振れ幅の広い推しの表現に出会えるってことだよなぁと気づいて…この事実がまあ嬉しいんですよね。推しメンの声帯はアンノウンで、ブラックボックスのままでいい。

何より他のファンに余計なマウントを取らずに済むし……

 

この気づきが自分にとっては本当に嬉しくて、すずめの戸締まりを見てかなり肯定的な感情を得られました。ま~じで見て良かったと思います。ありがとう新海監督。見た上で言うとやっぱりうちは「君の名は。」派でした。

 

 

首藤さん、12/19に誕生日を迎えて「よりバージョンアップした私を見せられるように頑張りたい」って言ってたので来年も色んなやり方でお返しできたらなぁって思います。

 

 

ストリングスつよつよ曲2022

1番書いてて楽しいやつ!!!!今年もごりごりの豊作でした。書けるだけ良いと思った曲をレビューしてくだけ。

 

インフィニット / 岡咲美保

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作詞:RUCCA 作曲・編曲:EFFY(FirstCall)

 

岡咲さんの張りと伸びがある声が若干スカ調のあるストリングスの使い方にめ~ちゃめちゃ合ってると思って1番に選びました。

ストリングス使ってなくても好きになっているとは思う。シンプルに曲が強いので。

1番のサビ終盤、「最高の笑顔咲く 場所まで」のウインクやばくないですか??岡咲さんの曲はMVのダンスや振る舞いが曲のリズムに合っていることが多くて見てて楽しい。早く1stライブやってください。フェスでしか聴けないのもったいないよ~(傲慢)

 

空とサカナ / わーすた

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作詞・作曲:渡辺翔 編曲:岸田勇気

 

まず制作陣でクオリティが担保されてるという。

A・Bメロとサビでの音数のギャップでとにかく圧をかけてくるのが気持ちよすぎて………同系統で夏川さんのササクレも好き。たまたま行くことになったフェスきっかけで初めてわーすた曲を履修したんですが曲強いですね。歌が上手い、衣装がいい、ダンスパフォーマンスも質が高いアイドル売れ線すぎる~~。

 

フェスでわーすた目当ての女性ファンが多かったのも印象的だった。どちゃくそかっこいいもんな……。

 

Ready Set Go!! / 亜咲花

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作詞:亜咲花 作曲:久下真音 / 金子麻友美 編曲:久下真音

 

サビ前に入ってくる弦を削るみたいな勢いのストリングスとアウトロのちょいレトロなノリが良き。さすがにアニサマでイントロ来て多動した。アニメは…………1話だけ見た……………

 

 

FELICE / イルミネーションスターズ (IDOLM@STER SHINY COLORS)

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作詞:渡邊亜希子 作曲:丸山真由子 編曲:清水武仁

 

ただ入れたかった………丸山真由子さんのオタクなので。

順当にキレイ系のストリングスで心が荒んでるときによく聴きます。アーティストとスロウ・スタートの近藤玲奈さんしか知らないから灯織のボイス聴くと常にびびる。2月のシャニの単独行きたいな~(もう3本遠征予定入ってる顔)

 

Just a little bit / メジロドーベル(CV. 久保田ひかり)

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作詞:松井洋平 作曲:由良崇将 編曲:EFFY (FirstCall)

 

推しメンが出てるWINnin'5目当てで買ったら良すぎて狂った。

ストリングスと電子音でたたみかける間奏でお手軽に狂えるのと、歌詞とかこれを歌うメジロドーベルのパーソナリティも相まってすごく「背中を押してくれる」ストリングスなんですよね。

ウマ4thで現地回収できなかったけど配信で回収したからいいんだ……

 

去年の記事でも載せましたが、Spotifyにてストリングスつよつよプレイリストを公開してます。今年に入ってお気に入り登録?してる人が増えだしてニコニコしてるのでよろしくお願いします。基本的にターゲットは声優・アーティストですが、今年に入ってVTuberとアイドル(いうてデビューしてる人ばっかりですが)にも食指が動き始めました。追加する基準はガバガバです。主観なので許して………

2022年12月28日に曲数見てみたところ265曲!2021年時点で81曲だったので今年だけで184曲追加したらしいです。2日に1回は更新されるプレイリストくん……。

 

といっても7割くらいは過去にリリースされたものとか触れてなかったコンテンツを聞き出して追加したものなので、最新のものを常に追えていないのがちょっぴり悔しい。

広く深いアンテナを張って生きていたいね2023。

どうでもいいけど日本で1番使われてる音楽サブスクってAmazon Prime Musicらしい。

 

ストリングスつよつよプレイリスト (incomplete) - playlist by サト | Spotify

 

今年作ったものとか

数で言えば今年の創作量は過去一でした。

案件含めデザインが10本、イラスト9枚、リアイベへの祝花3つ、あと推しメンへの手紙なりプレゼントなり……(これは毎年なのでノーカン) 

友人に「お前はもっと謙遜しないで生きていいと思う」って言われたのでこの制作量だけは誇っときます(?)

今年着手し始めたデザイン関連では、小規模ですがファン有志で演者に応援なり感謝なりの気持ちを届けようという企画に参加できたのが自分の中で結構大きかったです。

 

7月のアイプラ単独で有志で行われた演者宛ての寄せ書き本。表紙描きました。

10月のラジふぁぼ卒業イベントにて。フラスタ全体デザインのお手伝いと、協賛者パネルデザインを担当。


割と自分からそういう企画を探して動いていたのもありますが、関わってくれた人や環境のおかげもあって色んなベクトルで価値を残すことができました。シンプルに知り合いが増えたのも嬉しいし、これからもよろしくお願いしますって気持ちでいっぱいです。

技術的な面でも制作物をどう扱うかって面でも作った量と同じくらい課題点が見えてきたので2023もゆるっと頑張ります~。来年はアイコネちゃんの絵を量産してpixivのタグ検索結果に貢献していきたい。

 

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最後に。

総じて今年は「推しメン頭いいわ」って気づくタイミングがインタビューなりライブのMCなりを機に多かったです。

芸能界でやっていくにはある程度クリエーターとしての表現力以上に社会性なり合理的に考える力なり、そういう地頭の良さがいるんだろうなぁとふわっと思ってたんですが、それを抜きにしても推しが歌う曲、推しが演じるキャラ、推しが立つライブステージ……あらゆる表現物において"考えて出力してる"。受け取る側が解釈しようとするものの何段も上の領域で思考してる。いやそれはそうだけど。

目に見えるものだけが全てじゃないし、良い意味でも悪い意味でも裏では推しが何考えてるか分からないな~って思いました。ファンとしてそこに近づけたら多分嬉しいよね。

 

自分の推しがちな人がそもそも言語性IQに秀でてるって傾向もあるけど、良いものを受け取り続けていられてるのは間違いないしこっちからも綺麗なところだけを上手く伝えられたらいいね~って話です。オチがないな…………

 

 

2022年は特に濃くてはちゃめちゃに楽しかった!来年も今年以上にオタク充実できるといいな。

 

やっとマギレコEDの聖地行けてHAPPY (ド昼)